
石油化学
- JISK7161(ISO 527)規格に基づくデータ取得が可能です。 - 自動伸び計SIE-560SAを使用することで、試験時間の削減が可能です。
プラスチック材料は優れた成形性と汎用性により、構造材料や機能材料として電子部品から航空機部品に至るまで、様々な分野に応用されています。プラスチック材料製品の信頼性を確保するために、製品設計と品質管理の際に、材料の物理的特性の測定が必要になります。材料の物理的特性の中で、一般的に求められている項目は強度や弾性率です。試験データの再現性と信頼性を保証するためには、国際規格や国内規格(ISO、JIS)に準じた試験を行う必要があります。 品質管理のための試験では試験数が多くなるため、試験時間を短縮するなど測定の効率化が望まれます。自動伸び計SIE-560SAは伸び計アームの試験片への自動着脱、標点間距離の自動設定が可能なため、作業時間を短縮することができます。今回は、自動伸び計SIE-560SAと精密万能試験機AGX-10kNVDを使用して、JIS K 7161(ISO 527)に準じたプラスチック材料(PVC、PP、PC)の引張試験を行いました。
2021.05.11