
HITS-X シリーズ
- 最高1000万コマ/sでの撮影が可能であり、ガラスの詳細な破壊観察が可能です。 - 最高20 m/sでの試験が可能であり、ガラスのパンクチャー衝撃試験が可能です。 - 試験結果(破壊)のメカニズムの解明に役立ちます。
ガラスは従来より、窓やレンズ、食器など様々な産業分野において利用されています。ガラスの中でもスマートフォンのカバーガラスなどにはイオン交換法で得られた化学強化ガラスが使用されています。強化ガラスはその表面が圧縮応力によって強化されているため、未強化のガラスと比較すると破壊に至る力は大きくなるものの、外部からの衝撃などで発生する細かな傷などを起点にガラス全体の破壊が瞬時に進行する可能性もあります。そのため、更なる強度、耐衝撃性 を求めて研究が行われていま。 本稿では、2種類の強化ガラスと未強化ガラスに対して高速パンクチャー試験における破壊観察を実施した結果を紹介します。この試験結果から、ガラスを強化すると破壊時の最大試験力が高くなり、その最大試験力はき裂本数やき裂進展速度と相関があることが明らかになりました。
2021.03.25
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