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はじめに

ゴム材料は伸縮性,弾力性などの特徴的な機械的性質を有しており,防振・緩衝目的を中心として,工業用部品,建築用資材,生活用品等として広く普及しています。ゴム材料としての大半を占める合成ゴムについても,用途に合わせて特性の異なる多様なものが開発されており,その特長を活用するためにも,機械的性質を評価することが非常に重要となっています。 今回は,代表的な合成ゴムとして,クロロプレンゴム 1 種,ウレタンゴム 2 種について引張試験を行い,基本的な機械的特性である引張強度や伸びについて評価した例を紹介いたします。 本報での試験法としては,一般的なゴム材料の機械的評価に適用される JIS K6251(加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-引張特性の求め方)に主要な試験条件や方法を準じました。

2010.01.25

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