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はじめに

生体用材料とは体内で使用される材料,あるいは生体成分と接触する材料のことを言いますが,近年は医療技術の進歩に伴い,高機能で多様なものが開発されています。前者のものとして金属材料では Ti 合金,ステンレススチール(SUS),CoCr 合金など,それぞれ特長を活かした様々な金属が使われていますが,人体に対する影響への検討,特に有害性や身体への負担の低減は大変重要な課題となっています。今回は,金属材料の例として歯科矯正材料として使われるワイヤーの機械的特性(引張特性)評価の実施例を紹介します。評価対象として,代表的な材料であるステンレススチール(SUS),Ti 合金(β相),CoCr 合金,NiTi 合金の 4 種を使用しました。

2009.07.13

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