
ICPE-9800シリーズ
肥料には窒素、カリウム、リンといった主要成分のほかにも、作物の生育に有用な元素が多く含まれています。肥料の分析方法として農林水産省が 1992 年に「肥料分析法」を定めました。しかし、「肥料分析法」の策定から年月が経過したため、独立行政法人農林水産消費安全技術センター(FAMIC)は、時代に即した分析条件や分析方法等を導入した「肥料等試験法」を発行しています。この「肥料等試験法」中に水溶性金属成分の分析方法として ICP 発光分光分析法の記載があります。 今回、島津マルチタイプ ICP 発光分光分析装置 ICPE-9820を用いて、液体肥料中の水溶性成分を分析した例をご紹介します。
2019.12.23
一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。