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はじめに

一般的に,分取に使用するサンプル量は多いため,貴重な試料を分取する際などは予め少量の試料を用いて分析を行います。このように分取を行う前に合成結果を確認したりカラムでの分離状態を把握することで,効率よく精製することができます。ここでは分析および分取の各流路を併設したシステムでの測定例をご紹介します。 また,LC-MS分取は精製のためのツールとして使用されており,専門的な知識を必要としない簡便な操作性が求められています。LC-MSを簡単に使用していただくためのソフトウェアPsiPort Browserを用いた測定例を併せてご紹介します。

2007.11.10