食品・飲料
“Prominence RF-20AXS”蛍光検出器の応用(その9 )アフラトキシンB1,B2,G1,G2の高感度分析
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はじめに
アフラトキシンはAspergillus属菌が産生するカビ毒で,その強い急性毒性と発ガン性から,食品において検出されてはならないとされています1)。従来,国内のアフラトキシン規制はアフラトキシンB1に対して行われていましたが,2011年10月からは総アフラトキシン(アフラトキシンB1,B2,G1,G2の総和)を対象とすることになりました2)。 ここでは,高感度蛍光検出器“Prominence RF-20AXS”を用いて,アフラトキシン4成分(B1,B2,G1,G2)をトリフルオロ酢酸による誘導体化処理後検出した場合,および誘導体化処理なしに直接検出した場合の分析例をご紹介します。
2011.07.24