マイコトキシンスクリーニングシステムによる穀類中のマイコトキシン分析

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はじめに

マイコトキシン(かび毒)とは,カビが産生する化学物質のうち,人や動物,作物に対して毒性を有するものを指します。特に,アフラトキシンは天然物質中でも最も強い発がん性物質の1つであり,WHO の国際がん研究機関(IARC)による評価では,グループ1(ヒトに対して発がん性がある)に分類され,世界中の多くの国や地域で厳しい規制が行われています。 ここでは,i-Series Solution Package マイコトキシンスクリーニングシステムを用いた穀類(薄力粉,米粉)中のマイコトキシンのスクリーニング分析例をご紹介します。

2016.08.29

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