イオンクロマトグラフデュアル流路システムによる陰イオン・陽イオンの同時分析

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ユーザーベネフィット

- 同一試料に含まれる陰イオン、陽イオンの同時分析ができます。 - 陰イオンと陽イオンの分析結果が同一ファイル内に格納されるため、トレーサビリティを確保できます。 - ループ計量方式により注入を行うため、再現性に優れ、クロスコンタミネーションを防ぎます。

はじめに

1台のイオンクロマトグラフで陰イオンと陽イオン両方の分析を行う場合、分析条件の変更が必要となります。移動相切り換えに伴う流路洗浄やカラム交換などを変更のたびに行うことになり、分析結果に表れない時間や手間がかかります。イオンクロマトグラフデュアル流路システムは、陰イオンと陽イオンの同時分析が可能なシステムです。陰イオンはサプレッサ方式とノンサプレッサ方式を選択でき、サプレッサ方式の場合はUV-VIS検出器の使用も可能です。 ここでは陰イオン分析に電気透析型サプレッサシステムHIC-ESPとUV-VIS検出器、陽イオン分析にノンサプレッサシステムを組み合わせたシステムによる分析例をご紹介いたします。

2022.02.23

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