ポリ乳酸を主成分とする合成樹脂製容器のGPC分析

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ユーザーベネフィット

- ポリ乳酸(PLA)を主成分とする合成樹脂製容器のGPC分析が可能です。 - ミックスゲルカラムを使用することで、分析時間、溶媒消費量を削減できます。

はじめに

生分解性プラスチックなど合成高分子の分子量分布測定には、示差屈折率検出器を用いたGPC分析法が汎用されています。GPC分析においては、カラムの長さが長くなるほど分離は良くなりますが、比例して分析時間は長くなり、溶媒の消費量も増えます。 低分子から高分子まで幅広い分子量範囲の試料を分析する場合、一般に、その分子量範囲をカバーする低分子分析用のカラムと高分子分析用のカラムを連結して使用します。一方で、ミックスゲルカラムは、幅広い分子量範囲をカバーすることができるように設計されています。これにより、分析時間と溶媒消費量を削減可能です。 ここでは、Nexera GPCシステムと較正曲線が直線となるShodex GPC KF-805Lカラムを用いたPLAを主成分とする容器の分析例をご紹介します。

2022.02.05

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