環境
EPA 218.6に準拠した溶存六価クロムの分析
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ユーザーベネフィット
- EPA 218.6に準拠した六価クロムの測定が可能です。 - 試料中の溶存六価クロムを、カラム分離後にポストカラムで誘導体化して検出を行うため、夾雑成分の妨害を受けにくく、選択的に検出・定量できます。
はじめに
EPA 218.61)には飲料水、地下水、および工業廃水中に溶解した六価クロムを測定するための分析法が収載されています。本稿では、Prominenceイナートシステムを用いた、六価クロム分析例をご紹介します。 本手法では、試料溶液中の六価クロムイオンを陰イオン交換カラムで分離後、ジフェニルカルボノヒドラジド/硫酸水溶液を用いてポストカラム誘導体化して、530 nmで吸光度検出します。流路図を図1に示します。
2022.07.19