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はじめに

海水中のクロロフィル量は,海洋資源の基礎生産量分布の把握の指標として重要です。本試料の分析には,蛍光分光光度計が用いられていますが,前処理が繁雑であったり,クロロフィル各成分の分離が困難で総量としてしか濃度が得られないなどの問題を有していました。 そこで,これをフォトダイオードアレイ検出器を備えたHPLCにより分析する方法が採用されてきています。 ここではそれについて紹介します。

2008.06.02

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