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ユーザーベネフィット

- 異なる分析条件をスカウティングするための分析スケジュールを自動で作成可能 - 取得した分析結果を定量的に評価し、最適な条件を自動判別 - 自動で複数の移動相・カラムの切り換えを実行でき、夜間や休日など時間の有効活用が可能

はじめに

HPLC分析において、移動相組成やカラムは目的成分の保持や分離に大きく影響を与えます。目的成分に適した分析条件を決定するのに、数多くの移動相( pH、塩濃度、有機溶媒比率など)やカラム(ODS、C8、Phenylなど)を探索する必要があり、労力、時間、経験を要します。 一体型HPLC i-Seriesに流路切換バルブを追加することで、最大6種類のカラムが使えるようになり、4種類の移動相溶媒と組み合わせた分析条件の探索(メソッドスカウティング)が可能です。また、本システムは溶媒を任意の比率で自動混合する移動相ブレンディング機能を有しています。あらかじめ用意した数種の溶媒のみで、目的成分に適した条件を迅速に探し出すことができます。 本稿では、i-Seriesメソッドスカウティングシステムを用いたタール色素12種の一⻫分析条件スカウティングのワークフローをご紹介します。

2021.03.15

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