i-Series
“i-Series” による USP および日本薬局方に準拠したオメプラゾールの分析
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はじめに
オメプラゾールは,胃酸の過剰な分泌を抑える効果があり,胃潰瘍や十二指腸潰瘍,逆流性食道炎の治療に用いられます。また比較的副作用の少ない薬としても知られています。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療には一定期間服用される事が多く,またこれらの疾患は再発することが多い事もあり,世界的にみても多く服用されている薬の一つです。 本アプリケーションニュースでは,米国薬局方(USP :United States Pharmacopeia)と,日本薬局方(JP:JapanesePharmacopoeia)に準拠してオメプラゾールを分析した例を紹 介します。さらにUSPについては,General Chapter 621Chromatography にしたがって分析時間を短縮した例もご紹介します。 USP に準拠した分析では,一体型 UHPLC“Nexera-i”を用いました。“Nexera-i”は,HPLC/UHPLC,どちらの分析条件でも対応することが可能な装置です。日本薬局方準拠の場合(HPLC条件)では,一体型 HPLC“Prominence-i”を用いました。
2015.06.30
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