ヘキサヨード白金酸を用いた含硫黄化合物のHPLCポストカラム誘導体化法

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はじめに

ヨード白金水溶性は酸性条件下で褐色を呈していますが、含硫黄化合物と反応して退色することが知られています。これは、白金原子に配位したヨウ素イオンに含異硫黄化合物が置き換わる反応、すなわち配位子交換反応がおこるためと考えられています、今回は、この反応をHPLCのポストカラム誘導体化検出法に応用し、含硫黄化合物の定量を行いました。対象成分はメチオニン、シスチンとしました。

2008.06.02