食品・飲料
品質管理ソフト(特注)によるウーロン茶混入の緑茶の評価
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はじめに
食品や飲料の分野では,その原材料の変動や変質,また製造過程における異物の混入などによって,異臭がする,従来の製品とにおいが異なるなどのクレームが発生することがあります。そのため,製品のにおいの面での品質管理も重要となっています。FF-2A標準の解析方法「絶対値表現ソフト(ASmell2)」は,においの質と強さを数値で表現することが可能です。その解析原理を用いて,標準品とのにおいの違いを強さと質に分けて数値化し,合否判定を行う品質管理ソフトを開発しました(このソフトウエアは特注扱いです)。 ここでは,その一例として,模擬的に緑茶に20%,40%,60%,80%の割合でウーロン茶を混入させたサンプルを作製し,このサンプルのにおいを品質管理ソフトによって合否判定を行った例をご紹介します。
2005.10.10