![GCMS-QP2020 NX](/sites/an.shimadzu.co.jp/files/pim/pim_product_basic/8167/gcms-qp2020.png)
GCMS-QP™2020 NX
- 一体型ガードカラム(Integrated Guard)でカラムを長寿命化しメンテナンスの負担やランニングコストを低減します。 - Integrated Guardではガードカラム接続に伴うリークや接続部での成分の吸着や分解の心配がありません。 - ピークテーリングが生じた場合も、ガードカラム部を一部切断することでピーク形状を改善させることができます。
欧州RoHS指令ではフタル酸エステル、臭素系難燃剤(PBBs, PBDEs)が規制化合物として指定されており、電機電子機器製品の部品への使用が制限されています。PyScreener Ver.2はフタル酸エステル、PBBs, PBDEsの一斉スクリーニングシステムで、検査試料をカッター等で細かくして、試料カップに入れるだけで簡便に検査することができます。旧製品のPy-Screener Ver.1の発売以降、Py-Screenerシリーズは電機電子機器メーカーを中心に多くのお客様にご使用いただいています。 一方で、検査頻度の高い一部のお客様から分析カラムの長寿命化の要望が挙がっていました。劣化によりピークがテーリングするカラムでの検査は定量精度や再現性に影響がある可能性があります。 上記の問題を解決するため、Py-Screener Ver.2では新開発の高耐久性カラム(SH-1MSガードカラム付き、島津製作所製、P/N: 227-36346-01)での検査に対応しました。カラムが劣化しにくく、メンテナンスの負担やランニングコストを低減します。 本稿では、本カラムの耐久性、テーリングが生じた場合のメンテナンスの効果についてご紹介します。
2021.08.18
一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。