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はじめに

農作物中の残留農薬分析では,可食部をホモジナイズして溶媒抽出し,クリンナップ後に選択性検出器を用いて分析を行ないます。しかし,クリンナップが不十分な試料をFTD-2010やFTD-2014Cで分析すると,多量の試料マトリックスの影響により,標準試料では見られなかったマイナスピークがクロマト上に現れ,妨害となる場合があります。 新しく用意されたFTD-2010/2014C用の特型コレクタ(PN:221-71513-91)を用いることで,比較的多量の試料マトリックスが存在しても,クロマトグラム上に現れるマイナスピークを軽減する事ができます。残留農薬分析だけでなく,標準コレクタでは多量のマイナスピークがクロマトグラム上に確認されるような場合にも広くご活用ください。

2005.10.26

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一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。