石油学会規格JPI-5S-23に準拠したエンジンオイル中の軽油希釈率試験

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はじめに

エンジンオイルにガソリンや軽油などの燃料が混入すると粘度が低下し、潤滑油本来の性能が得られなくなります。燃料希釈率を測定することにより、エンジンオイルの劣化状態を判断できるため、燃料希釈率はオイル交換の一つの指標とされています。 燃料希釈率の測定については、アメリカのASTM規格にASTM D3524、ASTM D3525、ASTM D7593などの試験方法が定められています。軽油希釈率の試験はASTM D3524、JPI-5S-23に定められています。本稿では、JPIに準じたエンジンオイル中軽油希釈率の測定例について紹介します。

2019.09.26

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