SIE-560A/560SA 自動伸び計
強度試験において,試験片の伸び量測定は試験力測定と共に強度特性を得るための重要な要素です。
伸びの計測には,伸び量の小さい領域(弾性域)を測定し弾性率を求めることと,伸び量の大きい領域(塑性域)を測定し,試験片の破断時の伸びを求める目的があります。
自動伸び計SIEシリーズは,この両方の目的を高精度に実現し,かつ自動化により効率化・試験再現性の向上を実現します。
金属,プラスチック,複合材料を含む様々な材料試験に利用できる理想的な伸び計として多くのお客様に活用いただけ,高い精度を要求しているプラスチック引 張試験規格のISO 527(JIS K7161),ASTM D638の弾性率計測から破断伸び計測まで,金属材料引張試験ISO6892,JIS Z2241,ASTM E4のひずみ速度制御にも対応します。
特長
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上下つかみ具の中間位置自動検出機能,設定した標点位置への自動リターン,試験終了後の自動取り外しなどにより,日常作業を軽快に行うことができます。
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高精度磁気誘導方式リニアセンサー及び超高精度ストレーンゲージ式センサー(SIE-560SAのみ)と,新開発デジタルひずみエンジンにより高精度を実現。プラスチックを始め,ゴム・金属材料などの引張試験における伸び計測に幅広く対応します。
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プラスチックの引張試験規格として代表的な,ISO527やJIS K7161,ASTM D638では,高精度な変位計測が要求されています。 SIE伸び計は,上記のプラスチック引張試験規格に準拠した手動伸び計として,多くのプラスチックメーカー,公的試験機関や大学などで採用いただいています。
News / Events
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LiB Webinar 2024 DAY2
配信日:2024年5月9日(木) 13:00~15:05
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セミナー動画「ラジアルフォージング加工によるEVシャフト用材料の高速引張試験」を公開しました。My SHIMADZU for Analyticalに登録いただくと視聴できます。
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セミナー動画「EV用ローターシャフト材料の多角的評価」を公開
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オートグラフWebinar
-材料試験の効率化と最新試験機アップグレードのご紹介-配信日:2024年3月7日(木) 14:00 ~ 15:05
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試験機の基礎を公開
試験機の基礎をご紹介するコンテンツを公開しました。「材料試験機とは」「強度試験とは」「強度試験の種類」「応力-ひずみ線図」について解説しています。