微量水分測定システム
微量な水分であっても石油製品に有害な影響を及ぼす事があります。例えば石油化学原料中の水は,パイプラインやバルブを凍結させるだけでなく,石油原料のプロセスで使用される触媒を汚染させる可能性があります。水分を測定するために使用される一般的な方法の1つはカールフィッシャー滴定法です。カールフィッシャー滴定法は広いダイナミックレンジを有する簡易な測定法ですが,微量の水分を正確に測定するには試薬選定や作業者の熟練が必要となります。 本システムは,カラム分離により選択的に水を検出するため,原理的に微量の水分を正確に測定する事が可能です。
- 島津独自の検出器,BIDを用いたppmレベルの微量水分測定が可能です。
- Sigma-Aldrich社のイオン液体カラム(Watercol)との組合せにより高精度な分析が可能となりました。
- カールフィッシャー滴定法よりも正確な水成分の定量が可能です。
News / Events
-
LiB Webinar 2024 DAY2
配信日:2024年5月9日(木) 13:00~15:05
-
トップランナーに聞く、におい分析の最前線
2024年4月18日(木) 14:30 ~ 17:00
-
GCMS-QP2050 発売記念Webinar
-ラボ業務をグングン効率化 GCMSの新世代-配信日:2024年2月29日(木)14:00 ~ 15:00
-
Brevis GC‐2050でラボ生産性を向上させませんか?
配信日:2023年9月28日(木)14:00 ~ 15:00
-
ガスクロマトグラフ Brevis GC-2050 を発売
Brevis GC-2050は、省スペースながら妥協のない分析性能を実現し、フラッグシップのNexisシリーズと共に、多岐にわたるラボの分析ニーズに応えます。
-
OpenLab CDS対応 島津GCドライバをバージョンアップ
Agilent社クロマトグラフィーデータシステム OpenLab CDSからNexis GC-2030のAOC-30システム制御、パックドカラム分析が新たに行えるようになりました。省スペースで高い信頼性をもつAOC-30システムで長期安定分析を実現し、1台のNexis GC-2030でキャピラリ/パックド分析に対応することができます。