欧州RoHS指令

欧州連合(EU)において、2006年7月に施行されたRoHS指令(電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用を制限する指令)において、鉛(Pb)、水銀(Hg)など6物質※1が規制が施行されました。その後、2011年にCEマーキング対応の要求等を加えて改正されました(RoHS2指令)。
さらに2019年より、主に可塑剤として使用されている4種類※2のフタル酸エステル類が規制成分として追加され、2021年にはすべてのカテゴリーで規制が適用されました。
部品点数が多大で、様々な材料・物質を使用していることから、サプライチェーン全体にわたって有害物質の非含有を管理することが製造者の責任になっています。

※1 6物質:鉛(Pb)、水銀(Hg)、カドミウム(Cd)、六価クロム(Cr6+)、 臭素系難燃剤PBB(ポリ臭化ビフェニル)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)
※2 4種類のフタル酸エステル類:フタル酸ジ-2エチルヘキシル (DEHP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジイソブチル (DIBP)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)

島津製作所が提案するRoHSスクリーニング法

島津製作所が提案するRoHSスクリーニング法

※1 判定基準は各機関において決定します。
※2 適合"および"不適合"は機関における適合または不適合を意味します。

対象装置

主な化学物質規制のご紹介

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