質量分析にまつわる豆知識や島津の質量分析の歴史などに関するクイズの解説をご紹介いたします。ぜひ島津製作所公式SNSをフォローして,MSクイズにチャレンジしてみてください。

MSクイズ

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No.4 代謝を正確に計測する質量分析技術

Q

解糖系は糖尿病やがんなど様々な病気に深く関わりがあります。大阪大学大学院情報科学研究科と島津製作所の共同研究では,島津が持つ○○ガスクロマトグラフィー/質量分析技術をもとに,糖リン酸類を完全に分離することで,その同位体標識率を正確に計測することができました。
さて,○○ガスクロマトグラフィー/質量分析技術の○○に当てはまる言葉は下記のどれでしょうか。

No.3 島津独自の超高速測定技術UF Technologies

島津の高速度液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8000シリーズでは,高速度・高感度・メンテナンス性を実現するために様々なUFMS(Ultra-Fast Mass Spectrometry)テクノロジーが搭載されています。
さてここで問題です!

Q

コリジョンセルを必要最小限の長さに抑えつつ,高いCID効率とイオンの高速搬送を実現した島津独自の技術は,下記のどれですか。

No.2 質量分析の研究でノーベル賞を受賞した科学者

Q

ノーベル賞を受賞した科学者のうち、質量分析関連の研究に該当しない方をお選びください。

No.1 「飛行時間」から質量を測定する「TOFMS」

TOFMSでは「軽い分子は早く飛び,重い分子は遅く飛ぶ」という原理を利用しています。分子を飛ばして,ある距離を通過するのにかかった時間から分子量を逆算する仕組みです。島津のTOFMS「AXIMAシリーズ」では、分子を20kVの電圧で加速して,イオン源から検出器までの距離1.2mを飛ばしています。
さてここで問題です!

Q1

島津製作所の島津太郎君が、TOFMSを使って分子量4,331のアミロイドペプチドを測定しています。この分子はどのくらいの速さで飛んでいるでしょうか?

Q2

その場合,飛行のスタート(イオン源を出発)からゴール(検出器に到着)まではどのぐらいの時間がかかっているでしょうか?