ユーザーベネフィット

-JIS K2254を用いた軽油の蒸留性状測定を簡便に行うことができます。
-キャリアガスとして窒素またはヘリウムを用いることができます。
-蒸留GC解析ソフトウェアを用いることで簡便な操作で石油製品の蒸留性状を確認できます。

はじめに

JIS K2254は石油製品の蒸留性状を求める方法を規定しています。国際規格であるISO 3405(常圧法)及びISO 3924(ガスクロマトグラフ法)を基としており、日本国内の実情に合わせて技術的内容を変更した規格です。蒸留性状の測定においてガスクロマトグラフ法は常圧法や減圧法に比べて操作が簡便であり、広く用いられています。ガスクロマトグラフ法は沸点が55 °C~538 °Cの石油製品の測定に対応しており、軽油や灯油、潤滑油、航空タービン燃料油等が対象です。
本アプリケーションニュースでは、JIS K2254を用いたGC-2030による軽油の蒸留性状の測定をヘリウムと窒素の両キャリアガスを用いて行いました。

2024.06.11

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