SHIMADZU におい分析Webinar
トップランナーに聞くにおい分析の最前線
食品や飲料の開発や品質管理の現場では,香気に寄与する化合物を特定することや管理すること,香りや味に影響を与える「代謝物」の変動を正確に捉えることが重要です。
本Webinarでは,高度化する前処理法やデータの解析法の動向について,この分野のトップランナーを講師にお迎えし,ご講演頂きます。また弊社では,「誰でも簡便に」をコンセプトに,香気成分分析や代謝成分分析の効率化を叶える専用分析データベースを新たに開発しました。従来にないアプローチの有効性を,事例を交えながらご紹介させていただきます。ぜひ,ご参加下さい。
株式会社 島津製作所
本Webinarはこんな方におすすめです
- におい関連の分析をされている方
- におい関連分析において,効率化を実現したい方
プログラム
時間 | セミナー内容 |
---|---|
15:00 - 15:40 | Smart Database を用いた香気分析/代謝成分分析 島津製作所 MSビジネスユニット 対象成分が多く解析にハードルを感じがちな香気分析と代謝成分分析。弊社では,Smart Database という技術を用いて分析/解析業務を支援する「Smart Aroma Database」,「Smart Metabolties Database」を開発致しました。具体的な事例を示しながら,分析/解析業務を簡便に行う手法をご紹介いたします。 |
15:40 - 16:20 | 目的を意識した香気成分分析 〜便利な前処理ツールの活用を考える〜 エスビー食品株式会社 開発生産グループ 中央研究所 佐川 岳人 様 香気成分のGC-MS分析において,分析試料から目的とする香気成分を抽出する前処理の工程はとても大切です。近年では,それに対応した様々なツールが紹介され,多くの人々が活用するようになっています。当然ながらその際には,ツールの特性を理解して効果的に利用することを意識する必要がでてきます。そこで本講演では,SPME Arrowと多機能注入口OPTIC4に焦点を当て,目的を意識した前処理の意味について考えていきます。 |
16:20 - 17:00 | GC-MSを用いた揮発性成分の網羅的分析の食品サンプルへの適用 大阪大学大学院工学研究科 大阪大学先導的学際研究機構 福崎 英一郎 様 食品二次機能の重要要素であるアロマの理解のためには,食品の好気性成分の網羅的分析が求められます。食品の揮発性成分を再現性よく分析するためには,食品形状(液体,半固体,固体)や食品中の夾雑物の影響を考慮した分析を行うことが必要となります。本講演では,種々の食品サンプルを中心として,多機能オートサンプラー,SPME-Arrow,多孔質シリカ捕集材Mono Trap,多機能注入口OPTIC4,スニフィングポート等を用いたアプリケーションを紹介します。 |
本Webinarに関するお問い合わせ
島津製作所 分析計測事業部 Webinar事務局
E-mail : an_seminar@group.shimadzu.co.jp