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NDI Webinar2021

 

本Webinarでは,国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター 研究戦略部 上席イノベーションコーディネータ 高辻利之様,株式会社ユー・コーポレーション TEC事業部 部長 新井一徳様より,計測用X線CTの現状と展望や,高度化するモノづくり現場での適用例などをお話いただきます。
当社技術者からは新型X線検査装置の紹介やX線CTの最新アプリケーションのご紹介をいたします。

 

◆ 日 時 2021年9月1日(水)10:00 ~ 2021年9月10日(金) 12:00
◆ 定 員 500名
(※定員になり次第,締め切らせていただきます。)
◆ 参加費 無料
◆ お申込み

お申し込み受付を終了しました。

◆ Webinarご参加までの流れ

詳細はこちらをご参照ください

*本WebinarはZoomを使って配信予定です。事前にZoomアプリケーションのインストールが求められます。PCからであれば,Zoomをインストールせず,ウェブブラウザから参加することも可能です。詳細はこちらをご参照ください。

プログラム

時間 内容
9月2日
14:00 - 15:00

特別講演①「X線CTを用いたトレーサブルな計測」

ディメンジョナル(計測用)CTは,工業製品を非破壊検査機能だけでなく,寸法や形状といった幾何学計測機能を提供できる。しかしながらその計測結果にトレーサビリティを確保するためには,関連する計量標準や工業標準を考慮に入れた検討や評価をしなければならない。ここでは,ISOの動向などを含めたトレーサビリティ体系の仕組みや現状について説明する。

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター 研究戦略部
上席イノベーションコーディネータ 高辻利之 様
9月7日
14:00 - 14:45

当社技術者講演「高画質へ進化!Xslicer SMX-6010のご紹介」

7月にリリースしました最新型X線検査装置 Xslicer SMX-6010は自社製マイクロフォーカスX線発生装置と300万画素の高解像度フラットパネル検出器を搭載した縦照射型X線検査装置です。優れた画質を実現する画像処理と,検査時間を短縮の操作性についてご紹介します。

株式会社島津製作所 技術者
9月7日
14:45 - 15:30

当社技術者講演「三次元マテリアル解析と形状計測へのアプローチ」

マイクロフォーカスX線CTは材料や製品の内部の観察,解析から成形品の寸法測定まで様々な用途で使われます。本講演では用途に合わせて最適なX線CTをご紹介するとともに,用途毎のアプリケーションをご紹介します。

株式会社島津製作所 技術者
9月9日
14:00 - 15:00

特別講演②「測定のデジタル化によるモノづくりの高度化」

当社は工作機械を使った切削加工を行っている。そのモノづくりの流れは主に三次元データを元に加工を行い,図面を元に測定をしている。モノづくり全体の効率化を図るためには,測定評価方法の革新が必要だと考え,計測用X線CTを導入した。本講演では導入して1年経過した中での活用事例や精度評価を紹介する。

株式会社 ユー・コーポレーション TEC事業部
部長 新井一徳 様

当社技術者による2公演はwebinar開催日の9月1日10:00から当社会員制サイトにてオンデマンド配信を行っています。
特別講演につきましては9月2日,9月9日の配信以降に当社会員制サイトにてオンデマンド配信を行います。
当社会員制サイトの視聴にはShim-Solutions Clubへの会員登録が必要です。

協力会社オンデマンド配信

Webinar期間中,X線CT用ソフトウェアやX線CTを使った受託試験会社様のショートプレゼン動画をオンデマンド配信しています。

会社名 内容
株式会社 ユー・コーポレーション

【計測X線CTによる部品内部測定と3Dデータ化】
当社は新たに導入した計測用X線CTによって,部品内部の測定や,3Dデータ化によるリバースエンジニアリングなど,受託測定サービスを行っております。動画ではサンプル測定の様子をご紹介いたします。

ボリュームグラフィックス株式会社

【VGSTUDIO MAXによる測定機能紹介】
3次元のデジタルデータであるCTデータを最大限活用するために,VGSTUDIO MAXを用いたCTデータの寸法解析,形状比較などの各種機能について,ご紹介します。

日本ユニシス・エクセリューションズ 株式会社

【CTから出力されたポリゴンメッシュの編集ソフト紹介】
POLYGONALmeisterを使えば,CTからボクセル経由で出力された,ポリゴンメッシュを解析や3Dプリントなどの後工程で利用する場合の整形がとても簡単に行えます。また大容量のデータが扱えるのも特徴です。

株式会社 JSOL

【X線CT画像を活用して様々な課題を解決
~分析やシミュレーションに活かせるSimplewareのご紹介~】

CT画像は非破壊検査だけでなく,研究・開発・設計・製造現場における定量評価や課題解決にも役立ちます。CT画像を有効活用できるSimplewareソフトウェアの最新バージョンを新機能も含めてご紹介いたします。

株式会社 KRI

【X線CT法による3次元解析事例のご紹介】
KRI解析研究センターでは,製品不具合の受託分析にX線CTを活用しております。欠陥などの内部構造を解析できるだけでなく,劣化状態や使用環境での構造変化を調べることができ,それらの事例を紹介します。

前田工業 株式会社

【X線透視観察を活用したレーザ溶接の工法開発】
現在レーザ溶接は高い信頼性が要求される部位へ適用されている。当社ではレーザ溶接工法の開発においてX線透視観察を活用したリーバースエンジニアリング手法を用いる事で確かな溶接品質を実現している。

楠本化成 株式会社

【信頼性評価におけるX線CT活用事例】
当社は環境試験器の製造販売と信頼性試験の受託サービスを行っております。本プレゼンではX線CTの活用事例として,かしめ圧縮率の算出についてご紹介します。

株式会社 太平洋コンサルタント

【X線CTを用いたコンクリート劣化現象の評価事例】
アルカリ骨材反応を起こしたコンクリート試料等をX線CTにより評価しました。劣化により発生したひび割れや空洞の発生,形状,分布を明瞭に確認することができました。

島津産機システムズ 株式会社

【現場作業に最適なX線検査装置のご紹介】
主にアルミダイカスト製品や樹脂形成品などの品質管理として,特に製造現場での検査を重視したX線検査装置です。ご利用目的によりX線装置や検出器の種類を選択することができ,さまざまな用途でご使用いただけます。

株式会社 島津テクノリサーチ

①【動くX線CT】
島津テクノリサーチでは,X線CT内部で稼働するin situ X線CT試験機等の装置を自作しました。手軽に利用できる受託試験サービスとして,4D-CTおよび,リアルタイムX線透視撮影法を確立しています。既に多数のお客様にご利用,ご活用いただいております。

②【4D-CTの3次元ひずみ可視化事例】
4D-CT画像をAVIZOを用い,3次元のひずみとして解析するDigital Volume Correlation(DVC)も受託可能です。DVC解析は,立体的な内部構造の変化を,ベクトルやひずみとして解析できる革新的な手法です。

③【X線CT画像のボイド解析事例】
棒付きキャンディの内部観察データを,VG Studio MAXを用いてボイド解析を行った事例です。空隙の大きさによって色別に表示しました。