当社SPMを使って執筆したアプリケーションニュースを紹介します。

8K高画素観察が叶える! 広域観察と高精細な解析の両立

8K高画素観察が叶える!広域観察と高精細な解析の両立 表紙

走査型プロ-ブ顕微鏡[ SPM (AFM) ]は、大気中で簡便にナノレベルの局分解能観察ができるツールとして、ナノ粒子やソフトマテリアルなどに幅広く使用されています。
近年は、マクロな構造とミクロな構造を合わせ持つ材料もでてきており、一度に両方の構造観察を行うことが求められています。しかし、従来のSPMの広域観察では画素数が不足していたため、画像拡大時の高精細な解析が困難でした。
本報では、8K高画素観察を実現したSPM-Nanoaを用いて、広域観察と高精細な解析を両立した事例をご紹介します。

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SPMによる圧電材料の極微小領域における分極ドメインの可視化

SPMによる圧電材料の極微小領域における 分極ドメインの可視化 表紙

圧電材料は、電圧の印加により変形を生じるという圧電特性を持っています。その特性を活かし、様々な工業製品でセンサやブザー、フィルタとして重要な役割を果たしています。特に電子機器、通信機器の小型化が進む昨今、圧電材料の更なる高性能化が要求され精力的に開発が進められています。
圧電材料は自発分極の揃った領域(ドメイン)から構成されており、それらのドメインは図1に示すようにそれぞれ異なる方向に分極しています。この分極ドメインは圧電材料の特性を決定する重要な因子となります。しかし、極微小領域における分極ドメインの分布を観察することは容易ではありません。ここでは、ナノメートルオーダーの分解能で様々な物理量を観察できる走査型プローブ顕微鏡[SPM(AFM)]を用いて、圧電材料の極微小領域における分極ドメインを捉えた事例をご紹介します。

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