マイクロソフト社よりWindows®XP Service Pack2の提供が開始されています。 このサービスパックによる設定・機能の変更のために,弊社からご提供したワークステーションが動作上の問題を引き起こす場合がありますので,本ページに関連情報を記載していきます。
 なお,ソフトウェア互換性が得られた場合でも,Windows®XP SP2の適用をされる場合は,十分な情報収集をされた上で,職場のインフラ管理者のご判断に従っていただきますようお願いいたします。

1. 弊社ソフトウェアとの互換性情報 (2005/07/08更新)

適用可能ソフトウェア (2005/07/08,ただし*印は,下欄の補足説明参照)

汎用分析機器
CLASS-Agent Ver.2.22*, GCsolution Ver.2.3, LCMSsolution Ver3.2, PsiPort Browser Ver.1.4.43.0, PsiPort Instrument Control Ver.1.4.30.0, LCsolution Ver.1.11*, GCMSsolution Ver.2.21 Ver.1.20, GCMSサーマルディソープションユニット制御ソフトTDU Ver.4.03~4.04, UVProbe Ver.2.01~2.20, 熱分析ソフトウェアTA-60WS Ver.2.01, におい識別装置FF-2A Ver.1.06 (PostPro2 Ver.1.03,Smell2 Ver.1.03,ASmell2 Ver.1.07), CBM-20A/20Alite Webコントロール機能*, pcAnywhere*, IRsolution Ver.1.20 SU2, WizAArd Ver.3.XX,Ver.4.00, RFPC Ver.2.0X
表面観察分析装置
走査電子顕微鏡ソフトウェアSS-550 Ver.2.01, エネルギー分散型X線分析装置ソフトウェアSEDX-500/510 Ver.2.02*, EDXソフトウェアDXP-700 Ver.1.00 Rel.014, XRFソフトウェアPCXRF Ver.1.11 Rel.002*, MXFソフトウェアPCMXF Ver.1.11 Rel.002*, μEDXソフトウェアPCMEDX Ver.1.02 Rel.001*
ライフサイエンス機器
マイクロチップ電気泳動MCE-2010 Ver.1.44, ペプチド合成装置PSSM-8 Ver.2.10, Tm解析システム(TMSPC-8) Ver.1.1.0,
環境分析装置
TOC-Control V Ver.1.07, TNP帳票ソフトウェア Ver.1.5, TNPC帳票ソフトウェア Ver.1.5,
試験機
高速衝撃試験ソフトウェア Ver.1.52, サーボパルサ4826多チャンネル波形発生ソフト Ver.1.00, サーボパルサWinServo Ver.3.10, サーボパルサ4826制御装置用ソフトウェア Ver.1.06, サーボパルサ4890制御装置用ソフトウェアGLUON Ver.2.11*, オートグラフ/万能試験機 TRAPEZIUM2 Ver.2.22, TRAPEZIUM Lite Ver.2.10, TRAPEZIUM TEOS Ver.1.00, SHiKiBU_RheoMeter Rheomter Software Ver.2.04, ばねソフト Spring Software Ver.2.01, 微小圧縮試験機 MCT-W Ver.2.11, 超微小硬度計DUH-W Ver.2.11, フローテスターCFT-500D/100D Ver.2.15
X線透視装置
SMX-1000*

CLASS-Agentの補足説明

 (2004/10/11)
・・・CLASS-AgentのデータベースサーバとしてWindows®XPを使っている場合の補足説明です。
 CLASS-Agent・ユーザー認証ツールは,WindowsXP SP2に対応しています。 ただし,WindowsXP SP2のPCをデータベース(MSDE・Oracle)のサーバーとして使用し,複数のPCで共有する場合は,サーバーPCのファイアウォールの設定変更が必要になります。 → CLASS-Agentのファイアウォール設定方法

LCsolutionの補足説明

(2004/11/22)
・・・CBM-20A/20AliteまたはSPD-M20A使用でEthernet接続されている場合は,これらで働くプログラムをファイアウォールの設定で許可するようにします。 → LCsolutionのファイアウォール設定方法(PDF,778kB)

GLUONの補足説明

(2004/11/23)
・・・GLUONは4890制御装置とTCP/IPで通信を行っていますので,制御装置が接続されているLANカードのファイアウォールの設定を無効にします。 → GLUONのファイアウォール設定方法(PDF,192kB)

PCXRF/PCMXFの補足説明

(2004/11/29)
・・・XRF/MXF用ソフトウェアPCXRF/PCMXFのヘルプは,Scriptを含んだhtmlヘルプとなっていますので,ブラウザのセキュリティでローカルファイルのScriptを許可するようにします。 → PCXRF/PCMXFのブラウザ設定方法(PDF,181kB)

PCMEDXの補足説明

(2004/11/30更新)
・・・μEDX用ソフトウェアPCMEDXは装置本体とPCとの間でTCP/IPで通信しますので,ファイアウォールの設定で許可するようにします。 また,MEDXのhtmlヘルプや簡単レポートでは,Scriptを含んでいますので,ブラウザのセキュリティでローカルファイルのScriptを許可するようにします。 → PCMEDXのファイアウォール設定方法とブラウザ設定方法(PDF,735kB)

SEDX-500/510の補足説明

(2004/11/29)
・・・SEDX-500/510は装置本体とPCとの間でTCP/IPで通信しますので,ファイアウォールの設定で許可するようにします。  → SEDXのファイアウォール設定方法(PDF,327kB)

CBM-20A/20Alite Webコントロールの補足説明

(2004/12/08)
・・・CBM-20A/20AliteのWebコントロールでは,Webサーバー機能を用いますので,ブラウザの設定でCBMのURLを許可しいくつかのセュリティを緩めます。 また,ヘルプファイルについては共有設定を行います。 → CBM-20A/20Aliteの対処方法(PDF,260kB)

pcAnywhere

(参考情報 2008/06/20)
・・・GCsolutionとGCMSsolutionのPCセットに含まれているpcAnywhereは,symantec(シマンテック)社の製品であり,WndowsXP SP2対応については, symantec社のWebサイトWindows XP Service Pack 2 と pcAnywhere の互換性をご参照ください。 当社で確認した範囲では,ActiveX/JavaClientを許可します。 → pcAnywhereの対処方法(PDF,401kB)

SMX-1000 の補足説明

(2005/07/08)
・・・SMX-1000は装置本体とPCとの間でTCP/IPで通信しますので,ファイアウォールの設定で許可するようにします。 またヘルプは,Scriptを含んだhtmlヘルプとなっていますので,ブラウザのセキュリティでローカルファイルのScriptを許可するようにします。 → SMX-1000における設定方法(PDF,359kB)

適用不可ソフトウェア

(2004/11/29)
OLS35-MH制御システム SFT-3500CU, ケミカルプリンタCHIP-1000用ソフトウェア(正しくは,ビデオボードのドライバが未対応)

2. 使用しているパーソナルコンピュータ本体の互換性情報 (2004/10/13)

 一般に Windows®XP SP2 では,パーソナルコンピュータ(PC)本体の互換性問題が出る可能性があります(デバイスのドライバを更新すべき場合もあります)が,弊社がWindows®XPモデルで販売したPCセット(富士通製)については,製造元に確認したところ問題はありません。

3. Service Pack2 適用 に関するお願い (2004/09/17)

SP2 適用 延期のお願い(過去の情報) (2004/09/17)
 OS が Windows®XP の 弊社 分析計測機器用ワークステーションについて,当時は動作確認試験をしており,適用可能結果の掲示まで,Windows®XPの自動更新機能を働かせないようにするお願いと設定方法を案内しました。


Windows®は,米国マイクロソフト社の登録商標です。