オートパージ機能
オートパージ機能で移動相の置換から平衡化まで完全自動化!
Q u e s t i o n | :オートパージ(Auto Purge)とは? |
A n s w e r | :液の置換から装置の平衡化までを自動でおこなう機能です。 移動相A~Dのパージ(液の置換)とオートサンプラ洗浄液のパージを自動で行います。引き続いて,カラムの手前までをグラジエント初期濃度比でパージした後,カラム保護のために低流量で送液します。指定時間経過後,分析メソッドの流量で送液を始めることで,装置の平衡化(安定化待ち)までを自動で行います。 一体型HPLCi-Seriesの場合,下の図の様な流れでオートパージをおこないます。 |

オートパージ機能の設定と実行
図の設定では,以下のような順序で動作します。
パ ー ジ
- 移動相Aを5分間パージ
- 移動相Bを5分間パージ
- 移動相Cを5分間パージ
- 移動相Dを5分間パージ
- オートサンプラ洗浄液を10分間パージ
- グラジエントの初期濃度比で5分間パージ
- 流量0.2 mL/minで10分間送液
- メソッドファイルの条件で平衡化を開始

オートパージ機能実行時のHPLC装置の動作フロー
N O T E
説明図のソフトウェア画面に切り替える方法は,分析の準備から分析,分析データの確認までをグラフィカルかつコンパクトに集約した「コントロールパネル機能」をご参照ください。