島津製作所×コベルコ科研共催 LiB Webinar
~リチウムイオン電池のリサイクルへの取り組み~

2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて再生可能エネルギーの活用やEVの普及が進む中で、特にリチウムイオン電池の需要が拡大しています。一方でリチウムイオン電池の需要拡大に伴い、リチウムやコバルトといったレアメタルの供給不足が懸念されており、持続可能な資源利用の一環としてリサイクルの取り組みが注目されています。
本Webinarでは、株式会社コベルコ科研様をお招きし、リチウムイオン電池リサイクルに関する国内外の政策やリサイクル手法開発時に活用できる試験・評価技術についてご紹介いただきます。また弊社からはリチウムイオン電池リサイクル工程最適化に利用可能な評価技術として、TG-DTAやFTIRを中心にご紹介します。奮ってご参加下さい。
本Webinarはこんな方におすすめです
- リチウムイオン電池リサイクルに関する国内外の政策事例に関心がある方
- リチウムイオン電池のリサイクル業務に携わる方
- リチウムイオン電池のリサイクルの工程で用いる解析技術・分析装置を知りたい方
プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
14:00 - 14:55 |
【特別講演】『リチウムイオン電池のリサイクルを取り巻く環境と試作・分析評価技術を活用したプロセス検討支援』 リチウムイオン電池の需要が拡大する一方で、環境保護や資源確保の観点からクローズドループリサイクルが求められています。本講演では、電池のリサイクルに関する国内外の政策の事例を踏まえて、リサイクルに関する試験・評価技術についてご紹介します。 講演者:株式会社コベルコ科研 技術本部 EV・電池ソリューションセンター |
14:55 - 15:20 |
『リチウムイオン電池リサイクル工程最適化のための分析技術』 リチウムイオン電池は材料にレアメタルを含むためリサイクルが望まれていますが、破砕や熱処理、また製錬工程でのコストやCO2排出量が課題となっています。本講演では、工程端材やブラックマスを対象にリサイクル工程を最適化するための、様々な分析装置活用方法をご提案します。 講演者:弊社Solutions COE |
15:20 - 15:45 |
『TG-DTAとTG-FTIR(複合装置)のご紹介』 TG-DTAでは熱重量測定と熱量変化をみて物性を確認しますが、未知の物質などを測定する際には減量時に発生する成分を確認したいというご要望があります。TG-DTAの紹介をすると共に、発生ガス分析ができるFTIRを接続した複合装置をご紹介します。 講演者:弊社Solutions COE |
15:45 - 15:50 |
閉会の挨拶 |
※内容やスケジュールなどは変更となる場合がございます。予めご了承ください。
本Webinarに関するお問い合わせ
株式会社島津製作所 セミナー事務局
an_seminar@group.shimadzu.co.jp