世界初!イオン解離技術OADで何ができる?
-質量分析(LC-QTOF-MS)による構造解析の最前線-

化合物の構造を決める上で、質量分析は極めて有用なツールです。
本Webinarでは、世界初の″OAD″技術とそのアプリケーションをご紹介します。″OAD″手法は当社の田中耕一が所長を務める質量分析研究所にて開発されました。
これまでわからなかった化学構造を明らかにできる可能性を大いに秘めています。化学構造が明らかになることで、付加価値の高い新たな機能性化合物の開発や、これまで謎だった生命現象の解明などにつながるかもしれません。奮ってご参加ください!
本Webinarはこんな方におすすめです
- ユニークな構造解析技術に興味のある方
- 化学物質の機能性研究をされている方
- 未知化合物の構造決定(二重結合位置の決定)に課題を感じている方
プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
14:05 - 14:20 |
世界初のイオン解離技術″OAD″はどのようにして生まれたのか 質量分析の世界でこれまでになかった全く新しいイオン解離技術である″OAD″。世界初のOADはどのようにして誕生したのか、基礎研究から製品化まで携わった開発者が、OADの原理とともに、研究開発のエピソードや秘話をご紹介します。 講演者:弊社技術者 |
14:20 - 14:35 |
OAD-TOFシステムを用いた分析例のご紹介 二重結合位置の違いにより、化合物の機能や活性の発現が異なることが知られていますが、二重結合位置を決定することはこれまで困難とされていました。本講演では、化合物の二重結合位置を容易に決定できるOAD-TOFシステムの特長をアプリケーション例とともにご紹介します。 講演者:弊社技術者 |
14:35 - 14:45 | 質疑応答 |
※内容やスケジュールなどは変更となる場合がございます。予めご了承ください。
本Webinarでご紹介する製品
OAD-TOFシステムは、島津独自のフラグメンテーションであるOAD(Oxygen Attachment Dissociation)を実現するQTOFシステムです。脂質をはじめとした有機化合物に含まれる炭素間二重結合位置の解析を可能にします。世界トップクラスの高い質量精度や高速極性切替を誇るLCMS-9050との融合により、革新的なアプリケーションを創出します。
本Webinarに関するお問い合わせ
島津製作所 分析計測事業部 Webinar事務局
E-mail:an_seminar@group.shimadzu.co.jp