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XPS Webinar 真の表面分析しませんか?

物質表面の研究は、その物質の特性や性能を理解する上で大変重要であり、新材料・高機能材料の研究開発には欠かせません。
固体表面では、酸化、腐食、接着、潤滑、摩耗、拡散、触媒、吸着など、様々な反応が起こりますが、分析目的によって表面分析装置を使い分ける必要があります。
本Webinarでご紹介するXPS(X線光電子分光法)は、物質表面の組成分析や化学結合状態を得られる代表的な表面分析手法の一つで、リチウムイオン電池、無機材料、フィルム薄膜、電子材料などの表面分析用途で使われています。

 

本Webinarでは・・・

「XPSって何?」「他の表面観察/分析装置との違いは?」「そもそも何ができるの?」「島津XPSの特長や強みは?」「真の表面分析とは?」
とご興味をお持ちの方向けに、XPSの基礎とアプリケーションをご紹介いたします。
EPMA、SPM、OLS、SEMなど、既に他の表面分析装置は使っておられるが、課題解決で悩んでおられる方など、奮ってご参加ください。

 

◆開催日時 2023年11月7日(火) 14:00 ~ 15:00
◆形  式 Zoom(無料)
◆Webinarご参加までの流れ

詳細はこちらをご参照ください

*本WebinarはZoomを使って配信予定です。事前にZoomアプリケーションのインストールが求められます。
PCからであれば、Zoomをインストールせず、ウェブブラウザから参加することも可能です。
詳細はこちらをご参照ください。

◆お申込み

※お申込み受付は終了しました。

プログラム

時間 セミナー内容
14:00 - 14:30

XPSの基礎と原理

表面分析手法であるXPSの位置づけや測定原理をご説明します。
また、XPSでわかること(定性・定量・化学結合状態解析)や分析対象など基礎的な部分について紹介します。

14:30 - 15:00

XPSアプリケーションのご紹介

XPSで得られる光電子イメージや化学結合状態の解析などのアプリケーション例を紹介します。

※プログラム順や内容は変更となる場合があります。

アプリケーション

XPS によるDLC(Diamond Like Carbon)の分析
KRATOS ULTRA2でDLCのダイヤモンド構造のsp3とグラファイト構造のsp2の比率を解析した事例を紹介しています。sp3とsp2のピーク位置は、~1.0 eVしか離れていませんが、sp3とsp2の比率を変えて作製した3つの試料において、ピーク形状の違いが明確に描き出されています。

排ガス浄化用三元触媒(Pd / CeO2-ZrO2) のXPS分析と測定時の注意点
Webinarでご紹介した有機フィルムのPTFEの他にも、触媒に担持されているPd酸化物もXPS測定により還元が生じます。本アプリケーションニュースでは、X線照射によるPdのスペクトル形状の変化を調べた事例を紹介しています。

本Webinarに関するお問い合わせ

島津製作所 分析計測事業部 Webinar事務局
E-mail:an_seminar@group.shimadzu.co.jp