食品開発のためのフードメタボロミクス ~質量分析によるワンランク上の分析~
このたび、京都大学大学院の及川 彰先生をお招きして、メタボロミクスの基礎や農産物・食品への応用事例をご講演いただきます。「ダダチャマメってなんで美味しいの?」、「2日目のカレーってなんで美味しいの?」などのテーマを例に、メタボロミクスでどのようなことができるのかをお話しいただきます。また、弊社技術者からは最新のシングル四重極LC-MSであるLCMS-2050と食品関連のアプリケーション例をご紹介します。
フードメタボロミクスとは...
食品には、アミノ酸や有機酸、糖などを代表に多様な代謝物が含まれ、その食品の風味や食感、機能性などに関係することが知られています。代謝物の網羅解析(メタボロミクス)の技術を食品に応用したものを「フードメタボロミクス」と言い、質量分析技術の発展とともに近年、食品の品質鑑定や品質予測、製造・保管工程の改善、機能性の評価など様々な目的に利用され始めています。
本Webinarはこんな方におすすめです
- 食品関連の成分分析をされている方
- フードメタボロミクスでどんなことができるか知りたい方
プログラム
時間 | セミナー内容 |
---|---|
14:00 - 15:00 |
特別講演:農産物と食品のメタボロミクス ~私たちは何を食べているのか?~ 京都大学大学院 農学研究科 教授 及川 彰 先生
|
15:00 - 15:30 |
最新シングル四重極LC-MSとアプリケーションのご紹介 弊社技術者
|
※タイムプログラムや内容は変更となる可能性があります。
Webinar関連製品のご紹介

超高速シングル四重極型質量分析計
LCMS-2050
LCMS-2050は、LC検出器としての使いやすさとMSの優れた能力をかけあわせて「使いやすさ」「基本性能の高さ」「コンパクトさ」の全てを兼ね備えたシングル四重極質量分析計です。容易な操作性を可能としながらも、島津質量分析計の特長を引き継いだ高速、高感度、広質量範囲の分析を実現し、様々な用途・分野にてお使いいただけます。

Q-TOF型質量分析計
LCMS-9050
LCMS-9050は、島津のLCMSシリーズで培われた技術を継承し最高クラスの質量精度を実現したQ-TOF型質量分析計です。世界トップクラスの安定した高速極性切替と島津が誇る多彩なオプションラインナップが様々なアプリケーションの創出を強力に後押しします。
本Webinarに関するお問い合わせ
島津製作所 分析計測事業部 Webinar事務局
E-mail : an_seminar@group.shimadzu.co.jp