MALDI-7090

Matrix Assisted Laser Desorption / Ionization Time of Flight Mass Spectrometer

Hyper-MS2 — MS/MSの新たなスタンダード 島津のコア技術の集結

ASDF–比類のないMALDIタンデムTOFイオン分解能

ASDF-Axial Spatial Distribution Focussing(軸方向空間分布収束)は,MS/MSモードで比類のない分解能を実現する島津の特許技術(申請中)です。生成イオンの軸方向空間分布の抑制により,質量分解能が大幅に増大し,基本的にレーザーの出力レベルや試料の形状に左右されなくなります。
ASDFを用いたMALDI-7090では,MS/MSにおいて,Pulsed Extraction(遅延引き出し)法だけでは達成できない10000FWHM(半値全幅)の質量分解能を実現できます。

高エネルギーおよび低エネルギーフラグメンテーション

MALDI-7090におけるMS/MSフラグメンテーションは,真の高エネルギーCID(衝突誘起解離)(HE-CID)です。
イオンが,20keVのエネルギーでCIDセルに入射し,ヘリウムガスと衝突します。
さらに,ヘリウムとの衝突は,他の重いガス(空気またはアルゴン)に比べ,HE-CID(側鎖のフラグメンテーションなど)にのみ関連するイオンを最大効率で生成します。
さらに上記のフラグメントイオンに加え,すべての準安定フラグメントイオンもリフレクトロンにより質量分離・検出されることにより,MS/MSにおけるフラグメンテーションはより情報量が豊かなものになります。これによりサンプルの構造情報は最大限に引き出されます。

高分解能イオンゲート

MALDI-7090には,デュアルワイヤーのBradbury-Nielsen高分解能プリカーサーイオンゲートが搭載されています。近似の整数質量を有する化合物同士は,それら双方のプリカーサーからのイオンを含むフラグメントイオンスペクトルを示す場合がありますが,高分解能イオンゲートを使用することにより,整数質量が近接したイオン種に対しゲートを各々独立して開閉し,個別のフラグメントイオンスペクトルを得ることができます。

Hyper-MS2 翻訳後修飾解析

HE-CID脂質分析

HE-CID脂質分析

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