国際単位系(SI)のはなし

分析基礎

LCtalk84号入門

● 国際単位系(SI)とは?

「国際単位系」(フランス語で“Le Système International d‘Unités”,略してSI)は,1960 年に国際度量衡総会 で正式に採択された世界で共通に使われる単位系の国際 ルールです。 SI は,基本量および基本単位,組立量および組立単位, SI 接頭語で構成されています。

● SI 基本単位

SI では,7 つの基本量と対応する基本単位が定められています。表1 にSI 基本量と基本単位を示します。

表1. SI基本量と基本単位

● SI 組立量と組立単位

すべての量は基本量を組み合わせた組立量として記述でき,基本単位の積で定義される組立単位として計量されます。表2 にSI 組立量と組立単位の例を示します。

表2. SI組立量と組立単位の例

なお,SI では22 個の組立量に対して,表3 に示す固有の名称と単位記号が認められていす。表3 にその一部を示します。

表3. 固有の名称で表される組立量の例

● SI 接頭語

SI 単位の大きさに比べて,はるかに大きい量や小さい量を表すために,表4 に示す接頭語をSI 単位と組み合わせて用いることが認められています。

表4. SI接頭語

● 注意点

 ・ 数値と単位の間には空白を入れます。空白は数値と単位の積を表します。(例:10 MPa,4.6 mm,50 ℃)
 ・「 リットル」,「分」は非SI 単位ですが,SI 単位との併用が認められています。「リットル」の単位記号は「L」または「l(L の小文字)」(「L」を推奨)
  で,「ℓ 」(斜体)は用いることができません。「分」の単位記号は「min」です。(例:1.0 mL/min,20 mmol/L)
 ・「 秒」を「s」ではなく,「sec」と表すのは認められていません。

以上,SI について簡単に解説しましたが,詳しくは下記のサイトをご参照ください。

[参考文献] 1) 独立行政法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター訳・監修, 国際文書第8 版(2006)国際単位系(SI)日本語版 (http://www.nmij.jp/library/units/si/

Top of This Page