GC-2025
省エネ型キャピラリガスクロマトグラフ
エコフレンドリー

分析1サイクルの消費電力量の比較例
従来機と比較して電力コストを大幅に削減し,環境負荷の少ないGCを実現しました。
GCの形状を小型化することにより熱容量を小さくし,カラムオーブン内に高性能断熱材を採用することで,加熱ロスを徹底的になくしました。また,省エネ型ヒータを搭載し,さらに電力消費量を抑えました。
一般的なGCと比較した場合,昇温分析時の消費電力量を約30%削減しました。(実際に使用された場合には,設置条件・室温等により,消費電力量は異なります。)
電源には標準プラグを採用

消費電力の大幅な低減により,標準プラグ(15A)の採用が可能になりました。設置場所のコンセント形状を変えることなく,装置が使用できます。
コンパクト・オールインワン
分析室ではスペースを有効利用するために,設置面積の少ない機器が望まれます。GC-2025は,通常のキャピラリ分析に必要な機能は全て搭載しつつ,省スペース化を達成しました。
通常分析に必要なユニットをコンパクトに収納

GC上面のサイズ比較
スプリット/スプリットレス注入ユニット(SPL),水素炎イオン化検出器(FID),電子式フローコントローラ(AFC/APC)を標準搭載しています。
コンパクトでも市販のキャピラリカラムが装着可能

カラムオーブンは,市販されているキャピラリカラムの形状を考慮して設計しました。小型ながら,市販のキャピラリカラム(カラム厚さ 9cm以内)が装着可能です。
高い基本性能
GC-2025は,高性能キャピラリガスクロマトグラフ GC-2010 Plus の設計デザインを応用しており,省エネに対応するとともに,キャピラリ分析に要求される高い基本性能も保持しています。高精度な分析結果と生産性向上をお約束します。
高感度な微量成分分析が可能
FIDの最小検出量は2pgC/sと,高い検出能力を持っており,高感度で微量な成分分析が可能です。
電子式フローコントローラの採用で高い操作性・再現性を実現
キャリアガス,検出器ガスの制御には,GC-2010 Plusと同じ電子式フローコントローラ(AFC/APC)を採用しました。これにより,精密な流量制御ができ,良好な再現性,再設定性が得られます。