FTIR TALK LETTER vol.10
2008年春発行 (3月24日時点の希望会員様向けに4月8日発送)
主な内容
- 「FTIR TALK LETTER 第10号発刊に寄せて」
弊社 技術者,日根 隆
異物分析をはじめ,FTIRの応用分野の裾野は広がりつづけています。 2003年秋の創刊から現在までの,FTIRや周辺機器の変化を振り返ってみます。 - 「異物分析におけるFT-IRの役割と限界」
株式会社 住化分析センター 大阪事業所 組成解析グループ サブリーダー,杉田恵三子先生
現代社会では「異物」に対して非常に厳しい目が向けられています。 医薬品の異物分析を例にとり,FT-IR分析で分ることとその限界についてご紹介します。 - 「FTIRでのデータ処理のアルゴリズム」
弊社 技術者 中田靖史
IRsolutionのデータ処理(スムージング,補間など)のアルゴリズムを簡単にご説明します。 アルゴリズムをご理解頂くと,処理の効果を認識しやすくなります。 - 「近赤外領域での測定と注意点 その2」
弊社 技術者 安保 寛一
その1の透過測定法に続き,近赤外領域における拡散反射測定法,ファイバーを用いた測定,正反射測定法の特長と注意点をご紹介します。 近赤外領域では希釈せず測定できることが特長であり,例えば拡散反射法ではガラスやプラスチックの容器に入れたまま測定が可能です。
vol.10 (2008年春)
表紙;慶応年間から続く秘伝手作りの金平糖