SCD オゾンスクラバーの充填剤の交換

使用部品

No.
部品名称
カテゴリ
必要個数
備考
オゾンスクラバー充填剤
1
スパナ,SCD,メンテナンス
1
ピンセット
1

作業手順

手順1

カラムオーブンの温度が40℃未満、試料気化室と検出器(SCD-IF部、電気炉)の温度が50℃以下になっていることを、装置画面もしくはワークステーションから確認します。
確認後、装置の主電源をOFFにします。

手順2

オゾンスクラバー(★1)を装置から取り外します。 

オゾンスクラバーを手前に引くと取り外せます。

手順3

スパナ, SCD, メンテナンス(②)でオゾンスクラバーから上下2つのガス配管を取り外します。

手順4

オゾンスクラバー上部のナット(★2)を手で緩め、キャップ(★3)を取り外します。

手順5

ピンセット(③)でシリカウール(★4)を取り出し、オゾンスクラバー内のホプカライト(★5)を交換します。

手順6

シリカウールをホプカライトの上に敷き詰めます。

注記

シリカウールは隙間ができないように敷き詰めてください。隙間があると、ホプカライトの粉末がポンプに流入し、ポンプが故障するおそれがあります。

シリカウールはオゾンスクラバー充填剤(①)に4 g含まれています。ここから1 g程度使用してください。

手順7

キャップ(★3)を取り付け、ナット(★2)を手で締めます。

手順8

オゾンスクラバーを上下に180°回転させ、下部のシリカウールを交換します。

手順4~7と同様に、ナットとキャップを取り外し、シリカウールを交換してください。ホプカライトは上部にだけあります。

手順9

オゾンスクラバーに上下2つのガス配管を取り付けます。

ナットを手締めした後、スパナ, SCD, メンテナンス(②)で半周増し締めしてください。

ヒント

オゾンスクラバーには上下の区別がないため、どちらを上にしても問題ありません。

手順10

オゾンスクラバーを装置に取り付けます。