メンテナンスカバーの着脱
使用部品¶
作業手順(メンテナンスカバーの取り外し)¶
手順1¶
HSS制御ソフトウェアの場合、[HS-20]アイコンをダブルクリックして、HSS制御ソフトウェアを起動します。
HSS制御ソフトウェアは、通常、以下のフォルダにある“HSS20.exe”をダブルクリックすることで起動します。
C:\Program Files (x86)\Shimadzu\HS20
手順2¶
装置選択ウィンドウが開きますので、[OK]ボタンをクリックします。
手順3¶
装置状態のHS-20の各部温度(バイアルオーブン温度、サンプルライン温度、トランスファーライン温度、トラップ温度)が室温程度に下がっていることを確認してください。
手順4¶
システムの温度が下がった事を確認して、HSS制御ソフトウェアを閉じます。
その後、機器のスイッチをOFFにします。
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装置内部の保守や点検を行うときは、各部の温度が室温付近に下がっていることを確認し、必ず電源をOFFにしてからカバーを開けてください。 |
手順5¶
HS-20 Trapの場合のみ必要な手順です。
プラスドライバーを使用して、フロント下カバーの固定ネジ(M4)を外します。
手順6¶
HS-20 Trapの場合のみ必要な手順です。
フロント下カバーを手前に引くようにして外します。
手順7¶
HS-20 Trapの場合のみ必要な手順です。
フロント下カバーを外すと、トラップジョイント下(①)とナット(②)が見えます。
スパナ(1/4inch×5/16inch)と両口スパナ(6mm×8mm)を使用して、トラップジョイント下(①)を外します。
トラップジョイント下(①)を両口スパナ(6mm×8mm)で押さえながら、スパナ(1/4inch×5/16inch)でナット(②)を左に回すと緩みます。
手順8¶
HS-20 Trapの場合のみ必要な手順です。
ナットを下に引いて外します。
ナットの中にあったフェルールも一緒に外れるので落とさないようにしてください。
手順9¶
メンテナンスカバー(①)側面の固定ネジM4(③)とローレットネジ(④)を外します。
メンテナンスカバー(①)背面のローレットネジ(②)を緩めます。
手順10¶
メンテナンスカバーを前方にずらし、持ち上げて外します。
手順11¶
バルブカバーのロック(2箇所)を外し、カバーを外します。
手順12¶
アルミ内カバーを外します。
アルミ内カバーはバルブの上に置いてあるだけで固定されていません。
(下図はHS-20 Trapの場合です。)
バルブ配管部が現れます。
(下図はHS-20 Trapの場合です。)
作業手順(メンテナンスカバーの取り付け)¶
手順1¶
アルミ内カバーを置きます。
トラップジョイントが当たってカバーが浮いているときは押し下げてください。
手順2¶
バルブカバーのロック(2箇所)を留めます。
手順3¶
HS-20 Trapの場合のみ必要な手順です。
ナット(①)下に新しいフェルール(②)を入れてトラップの下に差し込み、トラップジョイント下につけて軽く締めます。
その後、トラップジョイント下を両口スパナ(6mm×8mm)で押さえながら、ナット(①)を右に回して1/4回転締めます。
フェルール(②)の向きに注意してください。
手順4¶
HS-20 Trapの場合のみ必要な手順です。
トラップジョイント下を手で引いて、抜けないことを確認します。
手順5¶
HS-20 Trapの場合のみ必要な手順です。
溝を本体側に合わせ、フロント下カバーを取り付けます。
手順6¶
HS-20 Trapの場合のみ必要な手順です。
フロント下カバーの固定ネジ(M4)をドライバーで締めて、フロント下カバーを固定します。
手順7¶
メンテナンスカバーを置いて前方にずらし、後ろ側の溝がネジにはまったら後ろにずらします。
手順8¶
メンテナンスカバー側面の固定ネジ2本、ローレットネジを締めます。
手順9¶
HS-20本体の電源スイッチをONにします。
HS-20の初期動作が始まります。終了するまでお待ちください。
手順10¶
HS-20の取扱説明書の「部品交換後のリークテスト」に記載の手順に従い、リークテストを行ってください。
手順11¶
[HS-20]アイコンをダブルクリックして、HSS制御ソフトウェアを起動します。
HSS制御ソフトウェアは、通常、以下のフォルダにある“HSS20.exe”をダブルクリックすることで起動します。
C:\Program Files (x86)\Shimadzu\HS20
手順12¶
装置選択ウィンドウが開きますので、[OK]ボタンをクリックします。
手順13¶
メニューバーの[装置]の[消耗品使用カウンター]をクリックします。
手順14¶
消耗品使用カウンターウィンドウの交換した消耗品に対応する[リセット]ボタンをクリックします。
手順15¶
交換した消耗品の[使用状況/交換目安]が‟0”になったことを確認します。
手順16¶
[閉じる]ボタンをクリックし、ウィンドウを閉じます。