ガラスカラムの取り付け

使用部品

No.
部品名称
カテゴリ
必要個数
備考
10×12スパナ
1
6×8スパナ
2
SINJ用インサート
1
ガラスカラムジョイント
2
袋ナット、ワッシャ、スプリング、バックリング
O-リング4CP4シリコーンゴム
2
分析温度が250 ℃以下のとき
グラファイトフェルール(パックドカラム用)
2
分析温度が250 ℃以上のとき

作業手順

手順1

装置を停止し、カラムオーブンの温度が40℃未満、試料気化室と検出器の温度が50℃以下になっていること及びガス供給が停止され残圧がないことを装置画面もしくはワークステーションから確認します。

手順2

ガラスカラムに接続部品を取り付けます。

O-リング 4C P4 シリコーンゴム(⑤)を使用し、ガラスカラムの両端に、以下の順に挿入します。

袋ナット、ワッシャ、スプリング、バックリング、シリコーンO-リング

注記

バックリングは、ツバのある面をシリコーンO-リング側にします。

グラファイトフェルール(⑥)を使用し、ガラスカラムの両端に、以下の順に挿入します。

袋ナット、ワッシャ、スプリング、バックリング、グラファイトフェルール

注記

バックリングは、ツバのない面をグラファイトフェルール側にします。

手順3

オーブンドア開閉口に手を入れて手前に引き、カラムオーブンのドアを開けます。

手順4

試料注入口にSINJ用インサート(③)を途中まで挿入します。

手順5

ガラスカラムにSINJ用インサート(③)を差し込みます。

注記

ガラスカラムを取り外すときは、ガラスインサートがガラスカラムと同時に降りてきます。ガラスインサートが落下しないように注意して取り外してください。

手順6

ガラスカラムを注入口側、検出器側にそれぞれ挿入した後、袋ナットを手で締めます。

注記

袋ナットのネジが締めにくい場合は、ワッシャを取り外してカラムを取り付けたあと、袋ナットを締めてください。

手順7

スパナ(①または②)で注入口側、検出器側の袋ナットを締めて固定します。

注記

O-リング 4C P4 シリコーンゴム(⑤)のときは、軽く締めて固定します。
グラファイトフェルール(⑥)のときは、1/3から1/2 回転程度締めて固定します。

手順8

カラムオーブンのドアを閉めます。

手順9

GCを起動します。