ジャッキシステム群

異形棒鋼やコンクリートの高強度化に伴い,鉄筋コンクリート(RC)構造体の強度が上がっています。また,地震に関する詳細なデータが明らかになってきていることから,構造物に対する基準や試験条件も益々過酷になってきています。このような用途では,反力床,反力壁を流用して,構造体に対しジャッキシステムによる加振試験が広く行われております。

マルチジャッキシステム ±1000 kN2台

■ マルチジャッキシステム ±1000 kN2台

動的ジャッキ±1000 kN,支持台つき2台による鋼構造物の耐震性試験例(右下は分配器)

マルチジャッキシステム

静的ジャッキ±3000 kN/1000 kN,4台によるコンクリート壁の水平加力試験中。

■ マルチジャッキシステム

ジャッキ2台を並列にセットすることにより,試験体に曲げモーメントを加えることが可能です。

マルチジャッキシステム

■ マルチジャッキシステム

静的ジャッキ200/150 kN5台による5層の建築モデルの耐震実験中。
※200 /150 kNは,圧縮容量/引張容量を表します。