
DSC-60 Plusシリーズ
- オートサンプラを使用することで、測定、解析、レポート作成、出力までの一連の作業を自動化することが可能です。 - テンプレート機能による自動解析は、複雑な温度プログラムで測定されたデータにも対応できます。 - オートサンプラを用いることで、測定開始後でも試料の追加や緊急試料への対応などが柔軟に行えます。 - オートサンプラは装置本体の購入後に後から追加することも可能です。
示差走査熱量計DSCや示差熱・熱重量同時測定装置TG-DTAなどの熱分析装置は高分子材料や医薬品、無機物など幅広い試料の物性評価に利用されています。品質管理用途などで多くの試料を測定する場合、オートサンプラを利用することで安定した分析を実施することができ、生産性を向上させることができます。 本稿ではオートサンプラを用いた熱分析装置の測定事例として、DSC-60A Plusを利用した樹脂の測定事例をご紹介します。DSC-60A PlusおよびDTG-60Aにはオートサンプラが搭載されており、最大24個の試料の自動測定が可能です。また、テンプレート機能や出力機能を活用することで、測定、解析、レポート作成、出力までの一連の作業を自動化することが可能です。これらの装置のオートサンプラは装置内部に格納されており、省スペース化にも寄与します。
2025.07.09
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