
LCMS-2050
- シングル四重極型のLC-MSで、培養上清に含まれるアミノ酸や有機酸、ビタミン等の一斉分析ができます。 - 経時的に採取した培養上清を分析し、マルチオミクス解析パッケージで解析することで、培養上清に含まれる成分の時系列変化を簡単に可視化できます。
細胞を用いた有用物質の生産や抗体医薬品の製造において、培養工程の最適化や管理のために、培地のpH、溶存ガス、炭素源、窒素源等のモニターが実施されています。細胞培養中の培地成分には、グルコースやグルタミン以外にもビタミンや核酸関連化合物、さらには細胞から分泌される代謝物など様々な成分が含まれます。そのため、培地に含まれる成分を網羅的に分析することにより、バイオプロセスを考察する上で有用な情報を得ることができます。 本アプリケーションニュースでは、抗体生産に頻用されるCHO-K1細胞の培養上清成分を、シングル四重極型のLC-MSにより一斉分析し培養経過に伴う成分変化をモニターした事例をご紹介します。シングル四重極型のLC-MSは安価で、条件設定もシンプルなため、質量分析が初めての方でも簡単に培養上清成分の一斉分析を行っていただけます。
2025.04.01
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