窒素キャリアガスを用いた温室効果ガスの一斉分析

ダウンロード

ユーザーベネフィット

-主な温室効果ガスであるCO₂ 、CH₄ 、N₂Oを一斉分析できます。 -Jetanizer™を用いることでCO₂がFIDで検出可能となり、簡単なシステム構成で分析できます。 -安価で入手し易いN₂をキャリアガスとして使用することができます。

はじめに

昨今、地球温暖化対策として温室効果ガスの削減が世界的に求められています。温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、様々な分野で研究・開発が行われています。 主な温室効果ガスには、二酸化炭素(CO₂)、メタン(CH₄)一酸化二窒素(N₂O)があります。大気中の温室効果ガスを一斉分析するには、CO₂、CH₄、N₂Oの濃度域が大きく異なるため、TCD、FID、ECDが必要です。Jetanizerを用いるとFIDでCO₂の検出が可能になり、簡単な装置構成で温室効果ガスの一斉分析が可能となります。Jetanizerの性能についてはアプリケーションニュース01-00599をご参照ください。本稿では、Jetanizer-FIDとECDを用いてCO₂、CH₄、N₂Oを一斉分析した例をご紹介します。

2024.05.28

関連製品

関連分野