
CFT-EX シリーズ
- 成形条件に近い高圧力下での測定が可能です。 - 定試験力で試料を押し出していくので、高粘度の試料も精度良く試験できます。
ガラス繊維強化プラスチック GFRP ( Glass FiberReinforced Plastic)はガラス繊維をプラスチックで固めた複合材料で、安価で軽量性、耐久性に優れる事から、建設、電気・電子機器、輸送などの幅広い分野で使用されています。 短いガラス繊維を使用するGFRPは、射出成形にて製造することもできます。射出成形に適切な温度や圧力は、樹脂の種類や金型材料により異なり、条件が不適切であると充填不良・過充填・ひけ・ボイドなどの成形不良の原因になります。さらに、GFRPに含まれる樹脂は、管理環境によっては吸湿して材料の性質は変化し、これに伴って成形に適した条件も変化します。したがって、成形条件に近い高圧力下における測定を行い、材料を管理することが大切です。 本稿では、GFRPにおける分子量による粘度の相違と流動性の評価、吸湿による粘度変化の試験事例を紹介します。
2023.02.20
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