
石油化学
弊社は国産初のレーザ回折式粒度分布測定装置 SALD-1000 を 1976 年に発売して以来,常に新しいレーザ回折式粒度分布測定装置の開発を進めて参りました。そして最新型の測定装置が SALD2200 です。この装置は従来機種の SALD-2100 の特徴を引き継ぎながら,より使い易い装置を目指して開発されたものです。その特長として, ① 低価格 ② 湿式と乾式の切り替えが非常に簡単 ③ より幅広い有機溶剤に対応可能な湿式フローシステム ④ 21CFR Part 11 対応ソフトウェア 等が挙げられます。当然のことながら,旧機種がオプションとして備えていた回分セル・高濃度測定システムも用意されています。 加えて,SALD-2200 は従来の SALD-2000 シリーズとのデータ互換性を重視した設計になっており,粒度分布測定装置の導入においてよく取りざたされる旧機種とのデータの互換性や取引先とのデータの相関性についても,比較的問題を起こしにくい装置です。 今回のニュースでは,SALD-2200 による粒度分布測定例をご紹介すると共に,従来機種のSALD-2100 で同一試料を測定した結果をご紹介します。
2021.03.28