太陽電池用型ガラスの透過率測定―光散乱性のある固体試料の透過率測定―

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はじめに

光散乱性の強い固体試料を測定する場合,60 mmφ の積分球を用いた測定では,検出器切替波長で段差が生じることがあります。 今回開発した 150 mmφ の積分球では,60 mmφ に比べて積分球内部での光の反射回数が増加するために検出器に到達する光が均一化され,また検出器の配置が最適化されたことにより,検出器切替波長での段差が軽減されました。 ここでは,光散乱性が強く段差が生じやすい太陽電池用型ガラスの測定例をご紹介します。

2016.02.09