
環境
環境分野において,環境水の汚染度は我々の健康にも関係するために関心がもたれており,様々な分析方法で測定されています。水中の有機物の汚染の指標として吸光度測定では紫外部の吸収や化学的酸素要求量(COD)/生物化学的酸素要求量(DOC)などがあり,蛍光測定では腐食物質の蛍光と相関があるといわれています1),2)。これらを用いて環境水や水道水の日々の管理/調査を行うにあたり,簡単かつ迅速な測定手法が求められています。今回,紫外可視分光光度計UV-1850 及び分光蛍光光度計 RF-6000 を用いて,河川水及び水道水を測定しましたのでご紹介します。
2016.07.13