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はじめに

リートベルト法は粉末X線回折のデータを用いた結晶構造解析ソフトウェアです。その用途は広くYBaCu3O7系超伝導材,Liイオン電池材料,セラッミクス材料や各種固溶体の特性の評価と研究,開発に利用されております。リートベルト法により得られる情報をまとめますと以下のとおりです。 1)格子定数,格子面角度,結晶セル体積等の結晶構造パラメータの精密化 2)固溶体の元素組成比の精密化 3)多層化合物の定量分析 等の結晶構造の情報が得られます。今回はABO3型ペロブスカイト構造LaGaO3の解析例を上げて解析結果と入出力支援ソフトウェアの概要を紹介します。

2006.07.31

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