
電気・電子
身の回りの家電製品の省エネルギー対応化に代表されるような改良が進み,それに伴い使用部品も年を追うごとに小形化・高機能化の一途をたどっています。 小さな部品とは言え,その品質を確保するためには的確な検査が必要であり,そのような目的のために部品内部の細かな様子を非破壊で観察することができる工業用 X 線検査(透視や CT)装置は,大変有効な手段として活用されています。 今回は,汎用的な小形部品の検査シミュレーションとして,ボタン形電池と LED(発光ダイオード)ランプを対象に,マイクロフォーカス X 線透視/CT 装置(SMX-100CT-SV3形)を用いて行なった観察例を紹介いたします。
2008.12.07